元気で長生き”を支えたい

動物病院に3年ほど勤務していた時に健康を作る栄養の重要性に気づき、多くの獣医師に栄養の重要性を広めることに関わるため、療法食・健康維持食の普及のためにペットフード会社に２２年間勤務しました。

その会社では、療法食のマーケティングや販売活動に携わり、米国、ヨーロッパ、アジアの動物病院や専門医との交流もあり、獣医業界の在り方について多くの知見を得ることができました。
多くの獣医師は治療に興味があることも実感しつつ、いかに病気にならないような獣医療を広めることができるかを常々考え取り組んでまいりました。

そして、脂肪酸のサプリメントであるアンチノールという素晴らしい製品に出会い、日頃の食事では取れないものをサプリメントで摂取して健康を維持する可能性を見出し、獣医師とご家族が継続しやすい販売システムを作り、アンチノールの販売を始めました。

現在ではアンチノールは獣医師が勧めるNo.1のサプリメント、そして「いぬのきもち・ねこのきもち」でもご家族が選ぶサプリメント１位（2021年）となっていますので、獣医師の先生方のご推奨をいただきつつ、ご家族の方が選ぶ製品としてワンちゃん・ネコちゃんの健康管理のお役に立てる製品になってきています。

食べる物は健康管理に関しては基本で大事な部分ではありますが、予防の一部です。
健康を守る、健康寿命を伸ばすためには多くの対策や選択肢があります。

この協会の活動を通じて、多くの獣医療関係者、ペット関係者とご家族が“病気にならない体を作る”“病気になっても進行を遅らせるケアをする”“体に優しいサポートをする”という選択肢を取れるように情報を発信していきたいと思っています。

一般社団法人どうぶつ予防医療協会
代表理事
工藤 美保

我々が犬猫にしてあげられことはたくさんあります

この度、一般社団法人どうぶつ予防医療協会の理事を賜りました伊藤裕行と申します。
製薬メーカー勤務後、動物病院に勤務して、臨床に関わりを持ってから四半世紀になります。
犬猫の治療を極めつつ、いかに犬猫が快適に暮らせ長生きでき、飼い主さまとの楽しい時間を共有し、たくさんの思い出を作ることができるかを模索してまいりました。

究極を申せば、犬猫も人間も病気にならずにいつまでも健康でいられることが皆様の望むことであろうと思います。しかし、これに反して病気の発症は突然やってきます。
いかに病気にならずに健康でいられる期間を長くするか、もし未病状態であればなるべく病気へと進行させない、病気となってもQOL（生活の質）をいかに維持して快適に生活できるか、このようなことを日夜考えてまいりました。

ウェルネス（輝くように生き生きしている状態）を遂行するには、食事や生活スペースなどの生活環境を整えること、必要な予防医療を実施すること、定期的な健康診断による病気の早期発見、適切な治療の実施などが重要となります。

どうぶつにおいての食事は、ライフステージや疾患に即したものを提供し、スキンケアも含めた定期的なトリミングの実施、万病のもとになる歯科疾患の予防と歯のクリーニング、肥満の防止、快適な睡眠の維持、元気を維持するためもしくは不調部位へのサプリメントの活用、疾患や体力の衰えに対するリハビリテーションやマッサージを含めた理学療法など、我々が犬猫にしてあげられことはたくさんあります。

獣医医療の発展に伴い犬猫の寿命は延びましたが、さらに必要なことは健康寿命を延伸し、楽しい思い出をたくさん作りながら、一緒にパートナーとして歩むことができる、そのような社会作りです。
我々がすべきことは、どうぶつのより良い生活をフォローする情報提供と、疾患に対する適切な指導であると思っております。

今後とも当協会の活動を通じて社会貢献をしていくことをお約束しますので、温かく見守っていただきたいと思います。

一般社団法人どうぶつ予防医療協会
代表理事
伊藤 裕行